エスコンフィールドってどんなところ?
2023年についに開業したエスコンフィールド、新しい野球場としてだけでなく北海道の新名所としても注目されていました。
北海道日本ハムファイターズが札幌ドームから移転して本拠地としたため、プロ野球の試合を見る球場にもなっています。
そんなエスコンフィールドが、2023年3月のプロ野球の開幕とともにいよいよ本格的にオープンしました。
待望の野球観戦を心ゆくまで楽しめる環境になったので、早速観戦してきました。
北海道の野球ファンにとっては、まちがいなく今後も動向が見逃せない注目の新スポットとなるでしょう。
エスコンフィールドの見どころ
エスコンフィールドは単に野球場だけでなく、周辺エリア「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE(北海道ボームパークFビレッジ)」も含めた観光スポットとしての面も持ち合わせています。
まず球場のエスコンフィールドですが、オープン前にバックネットの距離不足が指摘されるなど少々問題もありましたが、そのほかは新球場ならではの魅力満載です。
とくに開閉式の屋根を採用した、天然芝の球場であることが最大の見どころとなっています。
これまでドームと言えば人工芝で、頭上は屋根に覆われているので雨が降ってもゲームを開催できるのはいいのですが、少し開放感に欠けるといった問題点を抱えていました。
しかしエスコンフィールドでは、日本初の開閉式屋根を導入することで、これまでのドーム球場にはない開放感あふれる空間を実現しています。
さらにユニークな点として球場の南側はガラスを全面的に仕様した設計になっており、これも球場に明るさと開放感をもたらすとともに、高いデザイン性をもたらしています。
北海道の球場らしい魅力としては、球場内の各フロアに北海道の旬の食材を使用したレストランとビールの醸造所が入っていることが挙げられます。
野球観戦をしながら、新鮮な食事・ビールを味わうことができるのです。
もうひとつ、球場のレフト側には「Tower11」という5階建てのビルがあり、温泉やサウナ施設などが入っています。
球場内にこうした施設があるのも世界初ですが、しかも温泉・サウナを楽しみながら試合を観戦できるという、かつてなかった新しい形で野球観戦の形を楽しむこともできます。
なお、このビルにはホテルも入っているので、宿泊した部屋から野球観戦をすることも可能です。
これも、従来までの野球観戦の常識では考えられないぜいたくさでしょう。
北海道ボールパークFビレッジも見どころ多数です。
敷地内には約40もの飲食店が入っており、北海道はもちろん全国各地の名産品を味わうことができますし、子供向けの施設「リポビタンギッズPLAYLOT」では、世界中から集められたユニークな遊び道具が用意されています。
そのほかにも、アウトドアブランドの店舗など、北海道をより楽しむための施設も多数。
かつてない見どころや施設が満載のエスコンフィールドと、北海道ボールパークFビレッジが今後どう発展していくのか、北海道日本ハムファイターズの成績ともども注目していきたいところです。