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幻想的な白金青い池

白金青い池の概要について

「白金青い池」とはちょっと変わった名称ですが、北海道の北川郡美瑛町白金にある人造池のことです。
つまり「白金にある青い池」という意味であって、これは俗称です。
ほかにもそのまま「白金の青い池」や「美瑛白金青い池」などと呼ばれることもあります。

人造池とは言っても、その光景はまさに自然の神秘を伝える非常に美しいもので、青い水面と緑のコントラストが幻想的な風景を作り出しています。
もともと十勝岳で防災工事を行った際に溜まった水だったのですが、それが青く美しい色をしているために、観光名所として知られるようになりました。
テレビなどでもしばしば取り上げられ、この人造池を目当てに美瑛町を訪れる観光客も増えているようです。

最寄り駅はJR美瑛駅で、そこから車で20分ほどでアクセスできます。
道北バスが運行されているので、車がなくても訪れることができるアクセスの良さも魅力となっています。

白金の青い池の見どころとは?

自然の神秘的な光景が魅力のスポットだけに、季節によって違った姿を見せてくれるのがなんと言っても見どころです。
春には水面がまさに「青い池」の名前にふさわしい澄んだ色合いとなりますし、夏には周囲の木々の鮮やかな緑色とのコントラストが際立ちます。
さらに秋になれば、紅葉によって赤や黄色に染まった木々と青い水面とのコラボレーションを楽しるようになります。

冬は、雪が降って一面の雪景色となります。
池の上にも雪が積もるので青い水面の魅力は失われますが、見事な白銀の光景が広がります。
とくに早朝は風があまり吹かないので、ちょっと早起きして訪れると格別な経験に恵まれるかもしれません。
早朝なら観光客の数も少ないのでよいスポットで見ることができるのも魅力です。

池の周囲にはカラマツが生えており、紅葉、新緑、さらに立ち枯れなど時期によって違う彩りをこの場所の風景にもたらしてくれます。
そしてもっともこの白金の青い池が美しく見える時間帯は、午前中だと言われています。
よく晴れた、とくに風のない日に訪れると、水面が鏡のように木々や空を映し出して別世界のような美しい光景を見ることができます。

なお、11月から4月の間は夜間のライトアップも行われており、21時まで夜の光景とライトのコラボレーションも楽しめます。
季節ごと、時間帯ごとに何度も訪れることで多彩な顔を持つ白金の青い池の魅力を楽しむことができるでしょう。
もうひとつ青い池の水面がもっとも青く美しく見える条件として、先述した風が吹いていないことのほか、よく晴れていること、そして雨が降っていないことが挙げられます。
ですから、訪れる際には天気予報などもよく見えたうえで最適な日時を決めるとよいでしょう。