グルメを楽しみながらコンサドーレ札幌の試合を観戦
北海道にはプロ球団と共にプロサッカーチームもあって、スポーツ好きの自分にとってはいろいろな試合が観られて楽しいです。
この間は、コンサドーレ札幌の試合を観戦しに札幌ドームに行ってきました。
最初からプロの試合用に設計されただけあって、ドームはとても広くて試合が観やすいのが印象的です。
そして、座席の裏側に行くとたくさんのお店が出ているので、グルメを楽しみながら試合を観ることができて充実した時間を過ごせました。
少なめの料理をいくつも買って少しずつ試合時間最後までゆっくりと食べていくのが楽しかったです。
この札幌ドームは野球グランドとしてもサッカーコートとしても使われているということで、結構珍しい施設かと思います。
陸上競技場とサッカーを兼用している施設はよく聞きますが、野球とサッカーのどちらもできるというのは技術的に難しいことなのではないかと考えてしまいます。
実際に、同じスペースを使って人工芝と土のマウンドがある野球用と、天然芝のサッカー場を入れ替えるのはプロの試合が行われる施設ではほとんど見られないとのことです。
札幌ドームでそれを可能にしているのは、ホバリングサッカーステージという仕組みのようです。
ステージを空気圧の力で浮かせて車輪で移動させることで、野球グラウンドからサッカーコートに変身させているのです。
ステージの重さはなんと8,300トンもあるらしく、それを支えて移動させるシステムのすごさに驚きました。
サッカーステージの転換作業も見てみたかった
自分が観たのは試合だけですが、タイミングが合うとその野球場からサッカーコートへの転換作業を見学することができるようです。
野球グランドの人工芝ステージをたたんで所定の保管場所にしまってから、野外で管理している天然芝のサッカーコートを運んでくるという順番です。
ホバリングシステムを使ってステージが浮いて、少しずつ動いていく様子は壮観なものだと思います。
毎分4メートルくらいというゆっくりなスピードですが、巨大なサッカーステージが運ばれていくのは他では見られない光景ですので一見の価値があります。
この転換作業は野球グランドからサッカーコートにするので、合計で10時間くらいかかるのですべてを見ることはできませんが、いつかは少しでも見てみたいものです。
ドームツアーに申し込むと、有料となりますが見学ができますし、展望台が開いている日であれば普通に見られるようです。
もちろん、転換作業がなされる時でないといけないので、事前にホームページなどで確認してから行く必要があります。
今度コンサドーレ札幌の試合観戦をする時には、そんなイベントもチェックしてから来たいと思います。