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イライラをコントロールしなければ

仕事中イラっとすることは絶対にある

仕事をしていると、どうしてもイラっとしてしまうことはあるものです。
比較的自分が勤めていた職場は、それぞれの働き方を大事にしてくれて自由にできた方だと思いますが、それでも何かストレスが溜まるようなことや、怒りの気持ちが自然に湧いてしまうようなことは起こるものです。

一つはお客様からの理不尽なクレームです。
こちらは間違いのないように説明をしていますし、明らかに製品にも問題がありません。
クレームの内容を聞いてみると、完全に自分の勝手な都合で文句を付けているだけ、しかもすべてをこちらのせいにしているのが分かります。
こちらとしてもどうしようもないことですので、イライラしてしまいます。

また、職場の中でのすれ違いもあります。
人間は不完全ですから、注意して仕事をしたとしても絶対に何かのミスが出てきます。
そんな時に、しょうがないと思える人もいれば、イチイチ間違いを大げさに取り上げてくる同僚や上司もいます。
しかも、会社のシステムや上司の指示に従ったことで起こるミスについて指摘されると、責任がすべて自分にあるかのようにされてしまい理不尽だな、とイライラが募ります。
同僚同士でコミュニケーションが取れていない時もイライラしがちです。
ちゃんと言ってくれればこんなつまらないミスは起こらなかったのにとか、逆に何から何まで細かく言ってきて、自分を信頼していないのが明らかに見える時などもイラっとしてしまいます。

イライラをコントロールするために意識したこと

こんな感じで、仕事をしている上でイライラすることは必ずあるものだと諦めるしかないことに気付きました。
自分でトラブルの原因を減らせるところはそうしますが、どうしようもない原因、上司や同僚、お客様から来るものなどは避けられないからです。
そこで自分の考え方を変えて、イライラしたらそれに対処する方がずっと精神的にもいいと思うようにしました。

たとえば、同僚などからイラっとさせられることを言われたりされたりした時は、一度自分を落ち着けせるために場所を変えるのが有効だと気付きました。
オフィスで嫌なことがあったら、一度トイレに行ってみるといった感じです。
少なくても、その場に留まってその人の近くに居続けるよりはずっと怒りをコントロールできるようになりました。

でも、お客様からの理不尽なクレームなどは、すぐにその場で立ち去るわけにはいけません。
そんな時には、お客様から見えない下の方で、自分の手指をマッサージすることにしました。
これにより、散々クレームを言われ続けていても、手のマッサージの方に意識がいきますので意外と心が落ち着いてきます。
こうした習慣ができると、「これをすれば落ち着く」という考えになってきて対処しやすくなっています。