先輩から声かけのコツを教えてもらった
接客業のアルバイトをしていると、声かけが何よりも大切なことを実感するものです。
特にアパレル店員のバイトの場合は、声かけひとつで売上が大きく変わってくることも珍しくありません。
慣れないうちはなかなか上手な声かけができないものですが、先輩からコツを教わって毎日実践しているうちに、だんだん上手な声かけのポイントがわかってきます。
アパレル店では、お客様が一歩お店に入った時に明るく感じのいいトーンで「いらっしゃいませ」と声かけしなければなりません。
あるアンケートの結果によると、「いらっしゃいませ」と声をかけるのに最初から抵抗がなかったという人は全体の34.6%でした。
慣れるのに1週間かかった人は19.3%、約1ヶ月かかった人は18.5％、そして半年以上かかった人も4.8%もいました。
アパレル店員をするぐらいだから社交的な性格の人が多いのかと思いきや、いらっしゃいませという言葉を口に出すのに抵抗があった人がけっこう多かったことがアンケートの結果から伺えます。
お店によっては「いらっしゃいませ」という言葉に関して決まりがあるため、最初のうちは先輩からコツを教えてもらうことが大切です。
アンケート回答者のうち45.2%は「声をワントーン上げる、または語尾を上げるなど明るく発音する」決まりがあったと答えています。
声かけが苦手な理由
アルバイト店員の中には、何度行っても声かけが苦手だという人も多いのです。
その理由の筆頭は、「嫌がられたり無視されたりするから」と「自分のお客様だったら声かけをして欲しくないから」の2つで共に20%でした。
また、「タイミングが掴めないから（17.1%）」、「お客様に話しかけないでというオーラがあるように感じるから（14.3%）」「人見知りなたちだから（8.6％）」と答えた人もいました。
苦手な声かけを克服する方法
声かけが苦手だと答えた人は、それぞれに克服する方法を見出して仕事に臨んでいるようです。
克服する方法として一番多いのは「声のトーンを工夫したり笑顔でお客様に良い雰囲気を与えるように努める（24.2％）」でした。
これ以外に「お客様がどのような商品を探しているかなど、様子をうかがう（15.9％）」「声かけするタイミングを工夫する（12.9％）」「お客様との距離感をはかる（12.1%）」などといった回答も見かけられました。
声かけが上手にできるようになるためには、ある程度の経験や勤務日数も必要ですし、対人関係における常識のようなものも大切になってきます。
これからアパレル店員のアルバイトを目指そうと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。