バイトメンバーが皆食堂に駆り出される
スキー場内に併設している食堂はシーズンになると大混雑!裏のキッチンでの調理や洗い場、ホールでの配膳など、てんやわんやです。調理の担当は決められているので、僕の担当できる仕事は洗い場と配膳業務。
洗い場の仕事は、テーブルから回収してきた大量の食器を、洗い場で洗浄する作業です。業務用の食器洗浄機を使用するので1つひとつ手洗いをはしません。基本的には食器を置くだけでOKなのですが、大量の食器を洗っている中で置き方と温度管理のコツを覚えました。
置き方のコツ
- スープ用のお椀やコップなどは下向きに並べる
- お皿は重ならないように縦に並べる
- フォークやスプーン、お箸はまとめて機会に通す
どれも食器洗浄機を通した後に水や洗剤が溜まらないようにした結果編み出した方法です。
温度管理のコツ
業務用食器洗浄機は、高温のお湯を使用して汚れを落としたり雑菌の繁殖を防いだりしています。
また、高温のお湯だからこそ洗った後に水が蒸発するスピードも速く、拭く手間を省けるのもメリットです。
洗浄の温度は60度、すすぎの温度は80度がベストで下回ると洗った後に雑菌が繁殖しやすくなるのでNG。
食堂を利用するお客様に安心して食事してもらうために徹底しています。
単純な作業に見える洗い場の仕事でも、細部まで工夫をこらせば効率的に良い仕事ができます。
ゲレンデの食堂はココが大変
ゲレンデで食事できるところは、この食堂だけ。そのためスキーで思いっきり動かした時の空腹を満たすために、ゲレンデのほぼほぼの方がこの食堂に殺到します。特に11時から14時の間は、メンバー全員が動きっぱなしです。
タダ動いているだけでは片づく仕事量ではなく、次に何をすれば効率的に回せるかを考える必要があります。
あまりにも忙しすぎて、スキー場内のレンタルショップの店員やインフォメーションからヘルプでスタッフが駆けつけるぐらいの忙しさです。
専門学校生の働きぶりがスゴイ!
僕が洗い場のコツを掴み始めた頃、すごいバイトスタッフが現れました。調理専門学校に通っている学生で冬休みの期間、期間限定で働いているバイトスタッフです。調理専門学校で学んでいるため、調理も担当できる凄腕のバイトスタッフ。配膳から調理までなんでもこなしテキパキと働く姿にこちらも「さすが!負けていられないぞ!」と気合を入れました。
住み込みで働いている分、スキー場の仕事には人一倍自信のある僕。期間限定のバイトスタッフに負けないように頑張ります。