最低賃金とはどのくらいのものか
「最低賃金」とはバイト先の会社からもらう最低額の賃金のことを言います。
実はこの最低賃金は法律で定められているのですが、僕を含めてこういったことは知らないという人も多いものです。
地域別でみてみましょう。
実はこの最低賃金とは正社員、アルバイト、パートという立場によっての差がありませんが、地域差があるのです。
この地域差は、地域別最低賃金で見るとよくわかります。
また、そういった最低賃金の他には業種別の産業別最低賃金があるのです。
県別で最低賃金を見てみますと、高い傾向になっているのは都市部です。
そういった県別の最低賃金は毎年10月に更新されます。
そして、業種別ものは12月頃の更新で、駅に貼ってあるポスターなどで見ることができますので、家の近くの駅や通勤先の駅などで確認できるでしょう。
自分の時給はどのようにして調べればよいか
最低賃金があるということが分かると、自分の時給がどのくらいのものなのか気になるという人は多いかもしれません。
時給で働いている人であれば、最低賃金は時給で書かれているのですぐにわかります。
日給や月給の場合は、働いた労働時間数で計算して時給を出しましょう。
計算の仕方ですが、日給は「日給÷1日の労働時間」という計算をします。
月給の場合は、まず基本給を出しましょう。
基本給はお給料から残業代、通勤手当やボーナスなどを引いた額です。
その金額を元にして「基本給÷1ヶ月の労働時間」で割り算をします。
そうすると、時間給を割り出しで出すことができますので、その額によって問題ありかどうかも確認できるでしょう。
この計算方法を覚えておくと役に立ちます。
最低賃金より時給が下回っていた場合の対処法
もしも、仮に自分の時給が法律で決められた最低賃金よりも下の金額であったら、どのようにしたらよいものでしょうか。
実は、その場合は最低賃金との差額を請求できるのです。
ここでは、法律が味方になってくれますので安心できるでしょう。
但し、その際は自宅の近くの労働基準監督署に相談した方が良いです。
もしも、最低賃金を下回った時給であることが分かれば、バイト先の会社や店と結んだ雇用契約は無効になるのです。
最低賃金を下回っているということは法律違反ですから、大きな問題になります。
もしも、そのような時給で人を雇っている企業があり、悪質と認められた場合は罰金です。
バイトする上では知っておいた方が良い
こういった最低賃金は知らないという人は、今すぐにでも調べて確認しておくことが大事でしょう。
僕もさっそく調べてみたところ、結果は大丈夫でしたのでひと安心です。
いくら差額は返してもらえるとはいえ、バイト先を訴えることは気持ちの上で難しいでしょう。
なので、そのようなことがないような公正な世の中であってほしいものです。